一口馬主歴が無駄に23年になった「jiji」です。
新型コロナウイルスの影響で無観客開催されていた中央競馬。先日、無観客開催の延長が発表されました。この記事では、このニュースと現在のコロナ渦の競馬事情について解説します。
6月の中央競馬につきましては、6月6日(土曜)から28日(日曜)までの間、引き続き無観客競馬にて実施いたします。また、ウインズ、エクセル、パークウインズ、J-PLACEでの入場および発売・払戻につきましても、引き続き取りやめます。
JRA公式HPから引用
無観客開催でも売上があまり減ってない

無観客開催が発表された時に、興味あったのが売り上げってどうなるんだろう?ってことでした。
レースによって上下はあるものの、全体的にはかなり健闘した印象ですね。
JRAによると、2月29日~3月15日の全体売り上げは約1350億5900万円で前年比82・7%と、およそ2割の減少でとどまってます。開催日によっては前年比微増の開催もあって、競馬ファンの底力を見た気がします。
春競馬G1売り上げ前年比一覧
詳細に見ていくとキリがなさそうなので、今日までに行われたG1について、売り上げ前年比の一覧をまとめてみました。
フェブラリーステークス | -8.7% |
高松宮記念 | +0.4% |
大阪杯 | -21.2% |
桜花賞 | -17.6% |
皐月賞 | -15.8% |
天皇賞(春) | -12.0% |
NHKマイルカップ | -11.6% |
優駿牝馬 | -7.8% |
東京優駿 | -7.7% |
春競馬G1売り上げ前年比一覧
無観客の馬券売り上げ考察
大きく売り上げを下げたのは大阪杯ですが、それでも2割減。無観客開催、世間のウイルス状況を考えるとかなり頑張ってると思います。
世間のウイルス状況というと、資生堂は1月~3月期の純利益が96%減となっていますし、日産は6千億円の赤字、HIS(旅行業)も上場以来初の赤字11億円を計上など、各業種がかなりダメージを受けている中、競馬に関してはかなりよい結果だと思います。
自分は元々競馬場でもネットで買うことも多いので、無観客開催でも買う頻度は変わってないので、ヘビーファンはあんまり買い控えないんでしょうね。
大きなレースだけ買うようなライトファンが、減少の要因かと読み取れます。
ただ、福島牝馬ステークス G3は前年比+48.0%と恐ろしく伸びてるレースもありました。これは原因調査してみたいところですね。
ネット投票会員の大幅な増加
JRAの発表によると、無観客での開催が始まった、2月29日から、インターネット投票の新規会員申し込みが急増し、前年比約3倍となった。
5月31日時点の会員数は470万5089人で、昨年の445万4537人から25万552人も増加した。
元々インターネット投票が7割を超える馬券購入ですが、このウイルス騒動で一気に増えそうですね。ただ、インターネット投票もいいんですが、やっぱり生で最終コーナーを駆け上がってくる足音と、歓声の中で競馬を見るのが一番ですね。
最後に
宝塚記念までは無観客開催となったので、競馬場でビール飲みながらユルッと馬券買うみたいな日常はまだ少し先になりました、この状況で開催してくれてるJRAやすべての関係者に感謝して、明日の安田記念に向かいたいと思います。
競馬は日本ダービーを基準に1年が回ると言われてまして、今週開催から新馬戦(2018年産駒)も始まります。一口馬主としては新馬戦はかなり気になってます。
特に今年初デビューするモーリス産駒、出資していたドュラメンテ産駒に注目してます。そのあたりは一口馬主カテゴリーで書いていこうかなと思っています。
頻繁に競馬ニュースを投稿していこうと思いますので、よろしくお願いします!
見ていただいてありがとうございました。